Red Hat系ディストリビューション(CentOS、RHELなど)でのパッケージ管理を理解しよう
目次
概要
yum(Yellowdog Updater, Modified)は、RPMパッケージをリポジトリからインストール・更新・削除するためのコマンドラインツールです。依存関係を自動的に解決しながら、効率的にシステムのパッケージを管理できます。
yumの基本機能と概念
■ リポジトリとは?
リポジトリとは、RPMパッケージが集められているサーバやディレクトリのことです。yumはこのリポジトリにアクセスして、必要なパッケージや依存関係を自動的に取得します。
主な設定ファイル:
/etc/yum.repos.d/*.repo:リポジトリの定義ファイルが格納されています。/etc/yum.conf:yum全体の設定ファイル。プロキシ設定やキャッシュ保存などのオプションを定義します。
よく使うyumコマンド一覧
| 用途 | コマンド例 |
|---|---|
| パッケージの検索 | yum search httpd |
| パッケージの情報表示 | yum info httpd |
| パッケージのインストール | yum install httpd |
| パッケージのアップデート | yum update httpd |
| パッケージの削除 | yum remove httpd |
| 全パッケージのアップデート | yum update |
| キャッシュの削除 | yum clean all |
パッケージの情報取得と検索
yumは、パッケージがインストールされているかどうかにかかわらず、パッケージ情報を取得可能です。
- 依存関係の確認:
yum deplist パッケージ名 - 含まれているファイルの確認:
repoquery --list パッケージ名 - 特定のファイルを含むパッケージを探す:
yum provides */ファイル名
yumdownloaderとは?
yumdownloaderは、インストールせずにパッケージをダウンロードするツールです。
yumdownloader httpd
→ RPMファイルをカレントディレクトリに保存します。
※事前にyum-utilsをインストールしておく必要があります:
yum install yum-utils
まとめ
yumを使えば、パッケージのインストールや更新を自動で行うことができ、依存関係を手作業で調整する必要がありません。また、リポジトリの設定をカスタマイズすることで、社内ミラーや特定のソフトウェアソースを活用できます。
Linux管理の第一歩として、yumの基本的な使い方は確実に押さえておきましょう。

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